ザヴィエ・ヴェイヤン

★次のイメージにあう台詞を考えてください。

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ちょっと眺めてみるだけでも何かのお話を連想してしまう。そんなとき僕らはヴェイヤンの術中にはまっているのかもしれない。





ザヴィエ・ヴェイヤン(Xavier Veilhan, 1963-)。この名前を聞いたことのある人はあまりいないんじゃないか。フランスのアーティストなのだが、私自身つい最近まで読み方すら知らなかった。もともと画家だったらしいが、インスタレーションや写真に手を伸ばし、最近では写真をもとにした絵画(?)作品を制作しているという。

ひょんなことから作品集を手にとってパラパラとめくっていたら、なんだか面白くなって臆面もなく吹いてしまった。クソ真面目なのかギャグなのかわからないパフォーマンスに出くわした気分だ。「あんたら半裸で何してんだよ!!」とツッコミを入れたくなる。

ひとまず落ち着いて眺めてみることに。画面全体は写真でいう「ソフトフォーカス」で仕上げられていて、黒ヒゲの人物たちもまた輪郭部分がぼかされている。よく見てみると、その加工はデジタル処理のようだ。写真をパソコンで加工した後で絵画におこした、と見るのが妥当だろう。

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そういえばこのところ写真をもとにした絵画が流行っているように思う。ニューヨーク、チェルシーの画廊街をまわったとき、それを強く思った。デミアン・ハーストをはじめ、多くのアーティストがこの傾向をもっている。「写真的絵画」ならぬ、すでに「写真絵画」と言ってもいいくらいの作品が至るところで目に付いた。

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この作風傾向には何か作家同士に通じるものがあるのだろうか?

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ザヴィエ・ヴェイヤンの作品は以下のサイトで見ることができます。

http://www.veilhan.net/
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by jaro050 | 2005-05-13 09:15 | 美術寸評
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