アレゴリー消滅

 アマゾンから注文していたダグラス・ゴードンの『The VANITY of Allegory』が届いた・・・のだけれど、箱が潰れていた。しょっく。確かに紙の箱だし、上に何か重いものを乗せられて潰れたのだろう。箱とはいえ、これは展覧会カタログという書籍扱いになるから、しょうがないといえばしょうがない。だけど、なんともやりきれない!!納期が遅れただけに、アマゾンに文句言ってやりたい。

b0041761_2425067.jpg






 このカタログはドイッチェ・グッゲンハイム美術館(ベルリン)で開かれていた展覧会(6月から10月まで開催)のためのカタログ。

 中心には鏡状のプラ板が貼られていて、片方の装飾を補完して「VANITY」の文字を形成するといった、凝ったつくり。

b0041761_2431559.jpg


 箱の中身はというと、電子機器の説明書のようなパンフが一冊に、何十枚ものポストカードが入っている。

 これらのカードに印刷されているイメージは、実際に展覧回に出品されたオブジェや映像や絵画作品。裏側にいくつか解説のような文章が書き込まれている。

 冊子にはナンシー・スペクターによるダグラス・ゴードン論が載っている。どうやらゴードン自身を再構成するような自己回顧的意図で展覧会が企画されたようだ(ホントかどうかはちゃんと読んでから判断します)。

b0041761_2432837.jpg


 今日届いたのでまだ詳しく読んでいないけど、もしかしたらこれらを構成すると展覧会のミニチュア版ができるのかもしれない。だとすると、ちょっと面白そうだけどなおさら箱が潰れているのが残念でならない。アマゾンもっとしっかりしてよ!
[PR]
by jaro050 | 2005-12-09 02:44 | 美術寸評
<< 「紅白梅図」のゆくえ 哲学する猫 >>