ブラームス

ブラームスのピアノ五重奏を大音量で聴く。音楽に明るくない身で言うのもなんだが、室内楽曲は性にあっている。居た堪れない気持ちになるときは特にそう思う。僕の持っているブラームスはグレン・グールドのもの。ブラームスと一緒に、グールドにしては稀なシューマンも入っていた。話によるとグールドのシューマンはこの録音以外ほとんど存在しないのだという。だが僕はシューマンを聴き比べたことがないので、グールドの特異性がイマイチ分からない。
でもこのアルバムは好きだ。





先日、以前からとても懇意にしてもらっていた人が亡くなった。あまりにも突然のことで、今でも確かなことなのかが分からない。

僕は確かにあの人を尊敬していた。誰が誰とどんな関係になろうと、あの人への敬意は変らないだろう。それ故に、もっともっと、いろんなお話をしたかった。最近のことも、何かと報告したかった。あの人形師にお会いしたんですよ、とか、あの小説家の酒好きは噂以上です、など、お会いしていなかった1年以上の間、僕は彼女に話す話題を溜め込んでいた。

山がお好きだったのは知っていた。本当は皆で登りに行きたいと思っていた。頻繁にお会いできていたときに、一言「今度行きませんか」と誘えばよかったんだ。でも多々事情が重なって、そうもいえなかったことは事実だ。今はもはや一人で登るしかない。でも、どこか登ってみようかとも思う。

認めてほしいとまでは言えないけれど、代わりに話を聞いてほしかったんですよ。まだまだ若輩者でいろんな人に迷惑かけるけれど、それなりに頑張ってます。どうか向こうでもお元気で。
[PR]
by jaro050 | 2006-11-28 09:13
<< アイドル? Nineteen-Ninety... >>