学芸員募集のサイトをふらりと立ち寄ってみたところ、驚くべき募集がかかっていた。
川崎市市民ミュージアム 職種/館長 え…?館長も公募なんですか!? 寡聞ながらそんな話聞いたことないよ! そんなにやばいのか、それとも館の理念なのか…。 恐るべし川崎。 #
by jaro050
| 2005-12-21 23:01
| 時事
結局、初見の者には関係のない話だ。それが金箔だろうが、金泥だろうが、雅な屏風であることに変わりはない。ところがこの屏風に使用された金箔が実は金箔ではなかったかもしれない、という疑義が呈されて一年余り、未だにこの論争は続いている。つい最近尾形光琳のもう一つの作品、《燕子花屏風》の調査結果は、この論争の火種を消すどころか油を注いでいるようだ。
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by jaro050
| 2005-12-14 00:43
| 美術寸評
アマゾンから注文していたダグラス・ゴードンの『The VANITY of Allegory』が届いた・・・のだけれど、箱が潰れていた。しょっく。確かに紙の箱だし、上に何か重いものを乗せられて潰れたのだろう。箱とはいえ、これは展覧会カタログという書籍扱いになるから、しょうがないといえばしょうがない。だけど、なんともやりきれない!!納期が遅れただけに、アマゾンに文句言ってやりたい。
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by jaro050
| 2005-12-09 02:44
| 美術寸評
具体の作家田中敦子氏が3日に亡くなった、という話を聞いた。73歳だった。東野氏のことといい、近頃戦後すぐに活躍した美術界の人々が立て続けに亡くなっている。
田中敦子は複数の円を基調として描いた絵画が有名だが、それは「電気服」という電球を何個も洋服に取り付けたパフォーマンスにあるように、電球と配線を象徴させている。最近僕が見た彼女の作品は、年明け頃開かれていた東京国立近代美術館での「痕跡」展でのことで、作品名は《Round on Sand》(1968年)だった。浜辺でピッケルを持った彼女が、延々砂地に円を描いているビデオ作品。巨大な円は次第に波にさらわれ消えていく。それにもかかわらず取り付かれたように描き続ける様が、なんとも異様で、はかなくもあった。 高齢化故に具体の作家もだんだん少なくなってきている。一方彼らの作品も、その多くを所蔵する芦屋市美術館の閉館問題で散逸の危機にさらされている。最近「もの派」を再考しようという企画が各地で起こっていたが、それより一世代前の「具体」というムーヴメントも、もっと再考されてしかるべきだと思う。 ご冥福をお祈りいたします。 #
by jaro050
| 2005-12-05 22:59
| 時事
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ジャロ 20代も半ばにさしかかる鼻メガネ。 もはやメガネにアイデンティティを奪われる日も近い。 カテゴリ
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